萩台閑人の徒然日記

日々の出来事や季節の花、風景を綴る写真日記

金野圭助さんの太平洋展

2008年5月21日 晴れ 気温24℃

 またしてもかっての仕事の仲間の一人が美術展で入賞した.
 若い頃夢中になった時代もあったという金野さん. 現職を退いたのを機に40年ぶりで絵筆を取ったら満更でもないことが判り、今お小遣いの大半を油絵の材料や取材に費やしている. 昔から風景を描くのが好きだった.
 三年前に小岩井農場の冬景色を描いた力作を更に加筆して太平洋展に出展したら佳作に入った. 出展三回目の快挙である.

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  太平洋展で佳作マツダ賞を受賞し、会友推挙となった金野さんの作品 《雪晴れ》

 会場には金野さんのもう一幅の絵《中津川》も、その上側に出展されていた.
出身地、盛岡の冬景色なのだが、もしどちらかを選べと訊かれると筆者は即座にこちらにする. 街の佇まい、残雪のアクセント、川面に映るビルの影そのどれもが旅情をかきたてる. 奥行きの深い構図も好きである.

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Dsc00963.jpg 美術展の会場は2年前に乃木坂にオープンした新国立美術館. 黒川紀章の斬新なデザインが話題になった. エントランスロビーのアトリウムは4階まで吹き抜けで、前面を覆うガラスのカーテンウォールが波のようにうねる曲線を描いている.

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 金野さんと出展品を一通り見て廻った.
 油彩のほかにも水彩画、版画、彫刻、染織など多岐に亘る出品作品は100年を超える歴史と伝統を感じるが、美術結社としてのアイデンティティをもってやっているわけではなさそう.  特に油彩は玉石混交という印象を受けた.
 会長の鈴木克久氏の作品 《パリの裏通り》 

Dsc00954.jpg そんな中で,染織の部に出展されている作品に際立って美しいものが見られた. これはその一つ、田中隆夫氏の《あじさいの詩》. 磨き抜かれた感性が感じられた.

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 アトリウムのテラスで爽やかな風を受けビールのジョッキを空ける. 風景画と風景写真に付いて語り合い、愉しいひと時が過ぎて行った.



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